鉄道を利用する理由、その最たるものは
「目的地へ移動するため」ですが、
ほかの大きな理由として、
「鉄道そのものを楽しむため」
「沿線の風景を楽しむため」
この2点が挙げられるでしょう。
「鉄道そのものを楽しむ」のは、
何も鉄道ファンの特権ではありません。
専門的な知識や情報も必要ありません。
子供からお年寄りまで多くのかたに
好評なのが、右の様なSLへの乗車。
客車だけではなく、
この様に機関車への同乗が
可能な私鉄もあります。
また、「沿線の風景を楽しむ」と云えば、
日本でも人気が高い
グレイシャー・エクスプレス(氷河急行)や
ベルニナ・エクスプレス、
それにスイスやオーストリア、ドイツなどの
登山電車が有名ですが、
いわゆる主要幹線の中にも
アルプスの峠越えや地中海の海岸線、
古城が点在するライン川沿いなど、
そこでの乗車を旅の一番の目的としても
おかしくないほど魅力的な区間がいっぱい。
バスや観光船と組み合わせることによって、
あなたの旅はよりダイナミックに、
より楽しくなるでしょう。
但し、注意しなければならないのは、
ハード・スケジュールにならない様に
すること。
例えば、パッケージ・ツアーでも
一気に乗り通すことが多い
スイスのグレイシャー・エクスプレスですが、
全区間の所要時間は
約8時間にも及びます。
私は、自分自身の経験や多くのかたの
ご意見を基に、列車への連続乗車は
夜行を除いて基本的に4時間まで、
食堂車が連結されている列車でも
5時間までとアドヴァイスしていますが、
このグレイシャー・エクスプレスの場合は
乗車時間の長さに加え
標高差も大きいので、
身体に及ぼす影響は
かなりのものになるでしょう。
当然、乗車する前日や翌日の日程にも
配慮が必要ですが、
そこまで考えてつくられたプランは
ほとんど目にしません。
パッケージ・ツアーともなれば、
なおさらです。
個人旅行だからこそ、
自分の体調に合わせた
無理のないスケジュールを組む。
そして、特急や急行、
観光列車ばかりではなく
快速や各駅停車も利用し、
小さな村や町で途中下車を楽しむ。
Project-Lichtenthalでは、
無理のないスケジュールで
個人旅行ならではの余裕ある旅を
おすすめしています。