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私が初めてヨーロッパを旅行した頃、
各地で「花形列車」が走っていました。
英国の「フライング・スコッツマン」、
フランスの「ル・ミストラル」や 「トラン・ブルー」、
オランダとドイツ、スイス、イタリアを 結んでいたドイツの「ラインゴルト」、
イタリアの「セッテベロ」、
スイスとイタリアを結んでいた 「ゴッタルド」などなど。
それぞれ個性的で
様々なサーヴィスや設備を競い、
鉄道ファンならずともその列車へ 乗るのが旅行の目的として 充分説得力を持っていたものでした。
その時代から幾星霜。
一世を風靡していた あの花形列車たちは姿を消し、
ヨーロッパの鉄道も 高速化と合理化が進んでいます。 © eisenbahner
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しかし、現代の花形列車の中で 本当におすすめできるものは、
意外に少ないのです。
旅行会社やガイドブックでは
「豪華列車」「優雅な旅」 「ジャーニートレイン」 (笑止千万なネーミングでは?)
「旅情あふれる」などと 表現されていても、その実態は・・・。
今、ヨーロッパで花形列車と云えば、
TGVやタリス、ICEなどの高速列車と
一部の夜行列車が 挙げられるでしょうか。
その高速列車や夜行列車、
そして長距離列車の多くは、
原則として事前予約制。
空席さえあれば当日ふらっと
利用することは可能ですが、
早期予約割引などの 割引運賃に比べると
かなり割高になってしまうのですね。
また、高速列車は、 その本数の多さゆえに
その中からどれを選ぶかが 難しくなってきています。
TGVなど、予約のタイミングに よっては同じ区間を走る列車でも 1時間前後ずらすだけで、あるいは予約するタイミングで、
割引運賃が数千円異なったり 2等の通常料金より 1等の割引料金のほうが 安くなったりするのが、
めずらしくない状態。
その一方で、 地味な存在のため
あまり知られていませんが、
旅行者にとって便利で おすすめできる列車が
決して少なくありません。
Project-Lichtenthalでは、 周遊旅行に便利な列車を厳選して、 おすすめしています。 | |